イベント
絞り草木染め体験

「へだたちばな」の色彩

PLANT DYEING EXPERIENCE
〜COLORS OF TACHIBANA〜


沼津市戸田。

伊豆半島の北部に位置するこのまちには、日本人が古来から大切にしてきた柑橘「たちばな」が自生しています。

古くは奈良時代、日本書紀に「非時香菓(トキジクノカクノコノミ)」として、すでにこの果実は記されていました。

たちばなは常緑で果実をつける期間がとても長い柑橘類。その香りも長続きすることから、”永遠”を象徴するものとされ、「これを食べると不老不死を手にいれることができる」と言われてきました。

このまちでは、数十年の長きにわたり、この絶滅危惧種にも指定されている貴重な果実を、守り、大切にしていこうという取り組みを続けています。

このたび、その取り組みの一環として、京都の絞り草木染め「京絞り寺田」代表の寺田豊氏を講師としてお迎えし、ワークショップを開催することとなりました。

この日本人が古来から珍重してきた、この神聖な果実”へだたちばな”を使用して染められた織物は、黄色でもなくオレンジ色でもない、むしろ落ち着いた黄金色のような色彩になります。寺田氏は、この何とも表現し難い美しい色彩に魅せられ、現在、日本各地で個展を開催しています。



当日は、戸田たちばなの収穫も体験することができます。
この貴重な機会に、ぜひ”へだたちばな”の美しさに触れる体験を。

イベント名:絞り草木染め体験

「へだたちばな」の色彩
– PLANT DYEING EXPERIENCE 

-COLORS OF TACHIBANA –

日程:2022年12月18日(日)
場所:道の駅「くるら戸田」
講師:京絞り寺田 寺田豊氏 http://kyoshibori.com/
募集人数:約15名
参加費:5000円(教材費・昼食代・税込)

当日現地払い
      ※ふくさ・スカーフのどちらかを選択してください。
申込:https://forms.gle/e5SKUeX8P2gQM8vU9
申込締切:11月30日(水)
 ※定員になり次第、締め切らせて頂きます。

主催・問合せ先:戸田森林組合・へだたちばなの会
TEL: 0558-94-2123 

MAIL: sinrin.h@cotton.ocn.ne.jp

講師:京絞り寺田 寺田豊氏

1958年 京都生まれ 京絞り寺田 主宰
1994年  パリ市 バカデル城美術館にて工房展「カルダンの40年の歩み」展
「京都近代染織」展 出品 山辺知行監修
1995年  勅使河原宏作「草に月」作成
1996年  パリ国立ギメ美術館「雲に萩」購入 「絞りの華と美」展 徳島阿波の里記念会館
1997年  北九州国定重要文化財(旧松本家)にて個展 「華厳の華」展 福聚寺にて
1998年  「伝説の美 絞りの華」展 三木睦子主催
1999年  「ROCK 岩」ルコアネ・エマン依頼「WAVE OF STRATUM 地層波」作成   パリコレ発表
2002年  「布結人の会」イスティトゥール・ミラノ・ラブ美術学校にて交流
2005年  京都市長賞
2006年  京都知事賞
2007年  『京都絞工芸展」京都文化博物館 産業局長賞
2008年  京都府地知事賞 近畿経済産業局長賞  源氏物語千年紀「夢浮橋」
京の繭「可能性への試み」展 東京 大日本蚕糸会
2009年  京の繭 『陰影礼賛」展 京都文化博物館

イベントフライヤーのダウンロードはこちらから。

https://southnumazu.jp/wp-content/uploads/2022/11/coloroftachibana.pdf

過去のたちばなに関する記事はこちらから。

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