ちーちゃんのお絵描き教室
Chi-chan’s Drawing School
Vol.3
(沼津市内浦)


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今日も子供たちの笑い声が絶えない、ちーちゃんのお絵描き教室。

−ちーちゃんは、20代の頃に絵の勉強をしに東京に行っているけれど、そのまま東京に住もうとは思わなかったの?

全然思わなかった。私はね、一生ここに住んでいたいの。

この家で生まれて、この土地で育って。

子供のころは、この家の目の前がすぐに海で、裏側は山だった。

学校が終わると、毎日ね、山のなかを駆けまわってたの。

夏なんかね、一日じゅう水着をずっと着たまま。お昼前に泳ぎにいって、お母さんが「ごはんだよー」といって呼んでくれるまでずっと泳いで。用意してくれたお昼ご飯を食べてから、また海に飛び込む 笑。

そんな子供時代でした。

東京はね、遊びに行くのは楽しいけれど、私はここで野生児みたいに育ったから。

とにかく、ここは空が広いでしょう。
東京はビルのあいだや公園に行けば見えるけれど、やっぱり全然ちがう。

においも全然ちがう。

だからね、東京にいた頃もよく海が無性に見たくなって、ぱっと電車に乗って、千葉や横浜に行ったりしてました 笑。

−ここで、日々子どもたちと接していて、どんなことを感じる?

こどもたちは、みんな本当に天才!

私が何も言わなくても、どんどん遊びを作り出していく。これは、気づいたら彼らが雨の日にやっていた「シャボン玉を手のひらで交換する遊び」。

絵を描くときもね、大人が思いつかないような色づかいをしたりね。

毎日、私のほうが彼らに遊んでもらっているみたい 笑。

「これは私が神様から与えられた使命だから」と、キラキラした目で語ってくれるちーちゃん。そして、彼女が36年間運営しているお絵描き教室。

こんなに美しい自然のなか、毎日この場所で、思い切り自分を自由に表現することを許されて、その感覚を体で覚えながら育つこの地域の子どもたち。

この子たちは、どんなふうに大人になっていくんだろう。なんだかとても楽しみで、そしてなぜか密かに自慢したくなっちゃうのでした。

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andre